父との日々(介護 看取り 思い出)

大好きな父が余命宣告をされました。そんな私の日々の記録です。

2022年 振り返り

今年、前厄だったのです。

厄祓いをしておけば良かったなと思うような

色々なことがあった1年でした。

2022年

年始は何事もなく、おだやかな一年が

始まったなと思っていました。

父はもともと間質性肺炎という持病があり、

ずっと薬を飲んではいたのですが、

特に私も家族もおおごとには捉えておらず、

そんなに変化もない父に対して、

薬の服用を続ければ今のように元気でいられると

思い込んでいました。

 

そして、持病もあるので、コロナワクチンには積極的で、

2月14日 コロナワクチン3回目 左肩 に受け、

その後、

4月18日 肺炎球菌ワクチン も左肩 に受けていました。

 

そのあたりからおかしくなってきて、

1日1キロずつ体重が落ちて行ってしまいました。

(ワクチンと関係があるかはわかりません)

 

足の裏が痛くて歩けない と言い出し、

そこから私も妹も母もただ事ではないと

焦り始めました。

今思えば、家族が焦り始めたのが遅かったのかもしれません。

もう少し父の病院などについて行ってあげるべきだったなと

反省もあります。

 

母は、元々ワクチン反対派で自然療法を推していたため、

母のススメで薬は一度断ち、

病院の受診も控え、

自然療法で治そうと動き始めました。

 

私は、正直正解がわかりませんでした。

 

母も一生懸命だったことは確かで、

・琵琶鍼灸

・きのこの粉末の飲み物

無添加の食べ物

・電気治療の椅子

を取り入れて、必死に本を読んでいました。

 

父もそんな母の方針に従って、

二人三脚で頑張りましたが、

良くはなりませんでした…

むしろ体重は落ちていく一方で…。

 

9月16日家族全員で病院へ。

そこでは医師から怒られてしまい

(これまで言うことを聞かず勝手に薬をやめたのにも関わらず、今更泣き言を言ってきた…と

思われても仕方ないのだと思います。)

急遽入院することになりました。

 

気胸も起こしてしまっていて、

相当本人は苦しかったようです。

 

余命宣告も本人がいる前でされてしまい…

もう少し考えて欲しかったなと思う部分はありました。

妹は診察室を出た途端泣いてしまい、

母も家に帰宅して泣いてしまいましたが、

私は正直、実感が湧かず

悲しいのかも分からない状態でした。

いつか父がいなくなるかもしれないなんて

1秒も考えたことがなかったのだと思います。

なんてお気楽なのだろう〜…

 

父は3週間入院しましたが

(はじめは2週間の予定でしたが、1週間延期となりました。)

とくに手術や治る方法があるわけではなく、

退院しました。

 

その間に、

地域包括支援センターの方に頼り、

介護申請を行い、

介護ベッドの搬入もしていただきました。

 

退院してからは、なるべく体重を落とさないように

頑張って食べたり、

頑張ってお風呂に入ったり、

しながら日々をなんとなく過ごしています。

 

このままで良いのかな?

そんな一年でした。

 

私は、自分の引っ越しや、転職活動を行いながらも、

父の面倒を見ることがすこし負担になっているのが事実です。

もう少し、うまいやり方を模索しないとと

思っています。

妹もいるのですが、結婚して実家を出てしまっているため、

協力はしてくれるけど、

力にはそんなになってないかも…というのが

正直なところです。

 

私も、本を読んだりテレビを見たり、

全く自分の時間がないわけではないのです。

でもこれまで自由に独身生活を謳歌してしまっていたので、

なんともまだこの生活に慣れていない感じです。